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あなたの職場に不足しているのは「主体性」なのか「ビジョン」なのか?

 管理職の8割は、社員に「主体性がない」という
 社員の8割は、管理職には「ビジョン」がないという
    
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 せんだって、あるところで聞いた話です。
    
 出典がわからず、また、なぜ「8割」なのか「Nはいくつなのか」など、細かく考えていけば、ツッコミどころ満載なのですが、この2つのセンテンスが訴えたいことは、非常に面白く感じました。
    
 要するに、今、「職場」の動きが「しっくり」こなくて、なかなか「成果」がでていないんでしょうね。
   
 そのときに、管理職の立場にたてば、メンバーに対してこう言いたくなる。
  「おいおい、シャキッとせんかい。もう少し主体的に、やる気をだして、動いてくれよ。頼むから」
  
 しかし、一方、社員の立場にたてば、管理職に対して、こう言いたくなるのでしょう。
  「おいおい、シャンとしてくれよ。明確なビジョンがないから、何をやっていいか、わかんないんだよ」
  
 おそらく、この2つのセンテンスの含意を考える上でのポイントは、「すでに、社員は動いている」し、管理職も「ビジョンは示している」のだろうと思うのです。しかし、それらが、どうもしっくりこない。
  
 結局、何が足りていないのか、と考えてみると、
  
 対話を通して、ビジョンを腹におとすこと。
 それぞれが、「何をしたらいいのか」を行動目標に落とすこと
  
 なのかな、と思います。そういう「対話」や「腹落とし」の機会が必要なのでしょう。
 まぁ、そんな「機会」がつくれればいいのですけれどもね。なかなかね(遠い目)。
    
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 今日は「管理職 vs メンバー」という、たぶん「地球の永遠の課題」のようなお話をしました。要するに、「何か、うまくいかない場合、それぞれがお互いのせいにする」ということです。
    
 そして、そのときに足りていないのは、「対話する時間」ーそれぞれの認識の違いをすりあわせる時間ーなのかな、と思います。頭でわかっていても、なかなか時間がとれないのは、よくわかりますけれども。
      
 読者の皆様のなかには、結局、「向き合って、話をすることかよ」とおっしゃりたい方もいらっしゃるでしょう。その気持ちは痛いほどわかります。
     「そんな、ローテクしかないのかよ!」
    
 でもね、たぶん「確実な方法」は、それしかないんだと思います。
 ひとを動かすとは、超絶に地味で「ローテク」なのかもしれません。
     
 あなたの職場の社員は、主体性を発揮していますか?
 あなたの職場の管理職は、ビジョンを示していますか?
 ビジョンと行動をすりあわせる機会はもてていますか?
   
 今週も、お疲れ様でした!
 よい週末を!
   
 そして人生はつづく
      
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